Life Body Fの考え方
① 症状と原因は一致しない
多くの人は、不調があるとまず「どこが悪いのか」を探します。
痛ければそこが原因だと思うし、動かしにくければその部位を何とかしようとする。
でも実際には、症状が出ている場所と原因がある場所が一致していないことはほとんどありません。
たとえば肩がつらい人でも、肩そのものが悪いとは限りません。
股関節がうまく使えていない、胸郭が硬い、骨盤の位置が崩れている、呼吸が浅い。
そういう積み重ねの結果として、肩に負担が集中しているだけということがあります。
腰痛も同じです。
腰が痛いからといって、腰だけを見ていても変わらないケースは多い。
腰はもともと「動かされる場所」であって、「頑張る場所」ではありません。
それなのに本来動くべき股関節や胸郭が動かないと、腰がその役割を代わりに引き受けることになる。
その結果、腰に負担が集まり、痛みとして表に出てきます。
つまり、症状は結果であって、原因ではないことが多いということです。

② なぜ何をやっても変わらないのか
ここを見誤ると、何をやっても同じことを繰り返します。
痛いところをゆるめる。
つらいところをマッサージする。
不安だからそこを鍛える。
でも、それで変わらないのは当然です。
本当に変えなければいけないのは、その部位に負担を集めてしまっている体の使い方だからです。

③ 体の使い方とは何か
この「使い方」という言葉も、もう少し深く考える必要があります。
体の使い方というと、フォームや姿勢のことだと思われがちですが、それだけではありません。
もっと根本的には、どこが先に動き、どこが止まり、どこが無意識に頑張っているかということです。
人の体は、意識していないときほど本質が出ます。この本質というのは脳がコントロールしています。
立っているとき、歩いているとき、座っているとき、しゃがむとき。
そういう無意識の動きの中に、その人のクセがはっきり出ます。
本来なら分散されるべき負担が、いつも同じ場所に集まっている。
本来なら使われるべき筋肉が休んでいて、代わりに別の筋肉が頑張っている。
本来なら連動して動くべき場所が、ばらばらに動いている。
このズレが積み重なると、やがて痛みや不調になります。

④ なぜ鍛えても変わらないのか
だから問題は「筋力があるかないか」だけではありません。
むしろ、間違った使い方のまま筋力だけを足してしまうと、そのズレをより強く固定してしまうことすらあります。
ここが、一般的なパーソナルジムとの大きな違いです。
多くのジムでは、今ある体に対して負荷をかけます。
でも私達が見ているのは、その前の段階です。
その人の体が、そもそも負荷を受け取れる状態にあるのか。
狙った場所にちゃんと効かせられる状態なのか。
そこが整っていなければ、鍛えること自体が遠回りになることがあります。

⑤ なぜマッサージでは戻るのか
整体やマッサージとの違いも、ここにあります。
ゆるめること自体は大切です。
硬いものはゆるめた方がいいし、詰まっているものは流した方がいい。
ただ、ゆるめるだけでは体は変わりません。
なぜなら、体は元の使い方に戻るからです。身体というのは脳がコントロールし、記憶しています。
一時的に楽になる人は多いです。
でも戻る。
それは、よくあることです。
戻るのは、体が悪いからではありません。
戻るような使い方が残っているからです。
つまり、ゆるめることはスタートであって、ゴールではないということです。

⑥ 病院で原因不明と言われる理由
病院は必要です。
検査も必要です。
構造的な異常や病気を見落とさないことは、何より大事です。
ただ、そのうえで異常が見つからなかったとき、そこから先をどう見るかが問題になります。
異常がないのに症状がある。
これは決して珍しいことではありません。
そしてその多くは、壊れているのではなく、機能が崩れている状態です。
機能が崩れているというのは、部品は壊れていないけれど、全体としてうまく連動していない状態です。
この視点が入ると、「原因不明」だったものに説明がつくことがあります。

⑦ 年齢のせいで終わらせていいのか
年齢の話も同じです。
年齢は言い訳ではないけれど、原因を単純化しすぎる言葉でもあります。
年齢とともに体が変わるのは事実です。
でも、その変化がすべて痛みや不調に直結するわけではありません。
年齢を重ねてもよく動ける人はいます。
反対に、そこまで高齢でなくても不調が強い人もいます。
この差を生むのは、使い方の積み重ねであり、身体にとって効率的に栄養や運動をしているかが大切です。

⑧ Life Body Fがやっていること
私達がやっていることを一言で言えば、痛みを追いかけるのではなく、痛みを生み出している動きのパターンを変えることです。
そのために、まず体をゆるめます。
硬いままでは変えられないからです。
次に、正しく動ける状態を作ります。
そして最後に、その動きを脳と体に覚えさせていきます。

⑨ それでも変わらない人へ
何をやっても変わらなかった人は少なくありません。
でも実際には、「何をやったか」より「どういう順番でやったか」が結果を分けていることが多いです。
もし、マッサージでも変わらなかった。
運動しても変わらなかった。
病院で異常なしと言われた。
年齢のせいだと片付けられた。
そういう経験があるなら、一度疑った方がいいのは自分の体ではなく、今までの見方です。









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