見学について書いていこうと思います。
トレーナーがカウンセリングと体の状態を確認したところ
先週、風邪をひかれており
ここ一週間トレーニングをできていませんでした。
トレーナーがお客様にご要望を伺い
胸の種目をメインに行うことになりました。
お客様は1週間トレーニングをされていないので
きょうはあまり重すぎない重量（8～10回できる重さ）でやっていくことに決め
お客様にお伝えしました。
ベンチプレスの記録更新を目標に現在取り組んでいるため
まずはベンチプレスを行いました。
アップセット、1セット目は動作を見る限り状態として悪くありませんでしたが
メインセットではフォームは悪くなかったのですがいつもより重そうにされていました。
お客様にいくつか質問したところ
体内のエネルギーが不足しているのが原因だとわかり
炭水化物をとるようにお伝えしました。
その後も胸の種目であるダンベルプレス、ダンベルフライを進めていきました。
ダンベルプレスではフォームなど悪くありませんでしたが
ダンベルを下ろしたときに負荷が抜ける場面がありました。
それをお客様にお伝えしフォームの修正を図りました。
次にダンベルフライを行いました。
胸の種目では胸を張りながら行うものが多く
お客様は途中で胸の張りが甘くなる場面がありました。
そのためトレーナーがお客様に
「顎が上がってしまうと胸が落ちてしまい
大胸筋のストレッチが抜けてしまうためあごは引いてやっていきましょう」
とお伝えしました。
お客様は自宅でもトレーニングをされているので
各トレーニングのポイントをメモに熱心に記帳されていました。
トレーニングを進めていくとお客様がいつもより
力を発揮できていないことを実感されており、
トレーニングの感覚が開いていることが原因だと思われていましたが
再度トレーナーがお客様に
「風邪をひいていると血中のエネルギーがそっちに持っていかれてしまうため
炭水化物をとるようにしてください。ごはんでなくてもパンでもいいですよ」
とお伝えしました。
胸のトレーニングをしているのに
終盤に差し掛かっても胸のはりがいつもより弱く、
筋内のエネルギー不足がより明確になりました。
最後の種目はトレーナーとお客様が相談しインクラインカールに決まりました。
この種目は力こぶ（上腕二頭筋）を伸ばすことがポイントになります。
ですがそれに拮抗（逆の作用を）するのが二の腕（上腕三頭筋）になります。
力こぶ（上腕二頭筋）は肘を曲げる、二の腕（上腕三頭筋）は伸ばす作用を持っているため、
最大限動かすために二の腕に力が入らないところまで
肘を伸ばすことでより力こぶだけにアプローチすることができます。
先ほどのポイントを実践するとお客様はかなりきつそうな表情をされており
対象筋に対して強い刺激が入っているのが分かりました。
風邪の影響とエネルギー不足により
いつもより力を発揮できていませんでした。
質問
ダンベルプレスの際、ゆっくり優しく胸を張る理由
お客様はボトムで負荷が抜けていました。
そのためゆっくりと胸を優しく張ることで
反動を使うことなく切り返しの時に負荷が抜けにくくなります。
