こちらのお客様はボディメイクでご来店されました。
カウンセリングしたところ、以前ジムに通われていたのですが
そこをやめられてから体重が増えてしまい、お腹回りも気になると言われていました。
トレーナーとお客様でテーマを決めていくにあたってボディメイクをしつつ、
ご趣味のサーフィンやゴルフが向上するような体づくりを進めていくことになりました。まずは上半身のストレッチで体を整えてからトレーニングに移りました。
上半身のストレッチではかなり筋肉が硬直していたためとてもお客様は痛がっておられました。
体を整えてからお客様のご要望に沿って胸の種目のベンチプレス・ディップスを行いました。
まずベンチプレスは以前のジムでは難なくこなされていた重量だったのですが、
トレーナーがフォームの改善をしたことにより、お客様は対象筋(大胸筋)に対してすごく負荷が乗っていることをとても実感されていました。
また、トレーナーはお客様に「重さを上げてもいいのですがこのままのフォームでは関節に負担がかかってしまい、けがをされてしまうので、まずはフォームから見直していきましょう」とお伝えしました。
さらにサーフィンやゴルフでも生きてくる筋肉を強化するためにディップスを選択しました。
このトレーニングはあばらについている筋肉を使うことで肩を下げる効果があり
それにより上半身(内側)の圧力が高まります。そのため、ゴルフやサーフィンをされる際に体のバランスが高まりより安定させることができます。
前半のチェックの際、腰が抜けていたので背中の筋肉を強化するとともに胸をは
る効果があるローイングを選択しました。また、背中の筋肉も使うためボディメイクも同時に行うことができます。
腰の抜けがあったため胸を張るためにローイングを行いました。
腰椎を立てることで背骨が本来のS字に近づけることで骨盤が前傾をし、
本来の姿勢に戻り、腰を後ろに引くことができ、ポッコリおなかの原因の
骨盤後傾を改善することができます。
トレーナーはお客様に「対象筋にきかせていきましょう」と声掛けをしました。
以前されていたトレーニングでは対象筋以外も多く使ってしまっていたため
対象筋の発達を大限得ることができず、けがのリスクも高まりやすいため、そのようにお客様にお伝えしました。
胸を張れる状態などを作り、体を整えたところで、腰の抜けを改善するとともに、背中の厚み・広さを強化するためにデットリフトを取り入れました。
対象筋は脊柱起立筋群や広背筋などになります。
また、デットリフトではかかとに体重を乗せる感覚を認識することができるため
トレーニング後は体を横から見た時に本来のきれいなラインになりやすくなります。
以前、使われていた重量は覚えていらっしゃらなかったのですがきつい表情をされており、
お客様自身も「明日筋肉痛になりそう」と効果を実感されていました。
体の状態
腰が抜けており、胸の張りが弱かったです。
そのためベンチプレスの時に胸の張りが緩むときがありました。
まだ、安全なフォームでできていないため、重量を扱えないので
お客様のご要望に沿えるように、早く正しいフォームを習得してもらって
重さも持てるようにしていく必要があるなと感じました。