見学させて頂いたお客様について書かせて頂きます。
こちらのお客様は男性の方です。
初めにバンザイ、前屈、足踏みをトレーニング前に行い身体の状態を確認し、
その日によって身体の状態や姿勢が違うため
トレーニングやストレッチを毎回考案していきます。
バンザイでは、腕を上げる際、肩甲骨が下がったことで腕を上げれているか、
上げる際に肩甲骨が動いていない場合は肩関節と連動ができていなのでそれらを確認します。
前屈では身体を曲げる際に骨盤が前傾しているか
足踏みでは足を上げる際、骨盤の中の筋肉(腸腰筋)の収縮によって足を上げているか確認します。
お客様は肩が前(顔側)に出ていて、背中が丸まっているように見えました。
身体の前面の筋肉が固まっていると筋肉が骨を引っ張り、身体が前に丸まった姿勢になります。
まずは、ストレッチポールを使ったストレッチで身体前面の筋肉(三角筋前部、大胸筋、腹直筋)にストレッチをかけ、
筋肉の固まりをとり姿勢を戻していきます。
肩の中のトレーニング
肩甲骨周りの筋肉のトレーニングで、
腕を上げたり回したりする動作がスムーズなります。
可動域が広がるため他のトレーニングの動作もやりやすくなります。
また、それだけではなく四十肩、五十肩の改善も見込めます。
バンザイ
バンザイの動作をするトレーニングになります。
バンザイの動作では肩甲骨が下に動き、背骨(胸椎)が前に押し出されて胸を張ることができます。
それに伴い首の骨(頸椎)正しい位置に戻すことができ姿勢改善の効果があります。
背中のトレーニング(バックプル)
重りを上から下に引くトレーニングです。
胸を張るためには肩甲骨の位置が重要で、
肩甲骨が下に動くことで背骨(胸椎)が前に突き出て自然と胸を張ることができます。
このトレーニングではその動きを常に胸を張った状態で行うことで
より姿勢改善を促すことが出来ます。
スクワット
お客様は日常的に膝が内側に入る動作をしているので
ひざが内側に入ってしまっています。
このままだと膝に負担がかかってしまい膝の内側に痛みが出る可能性があります。
スクワットで膝を内側に引っ張っている筋肉にストレッチをかけ改善していきます。
良い姿勢を作るためにはかかとに体重を乗せることが大切です。
スクワットではかかとに体重を乗せる認識をして良い姿勢を保つために行います。
トレーニング後は胸がしっかり張れ、かかとに体重が乘り、
横から見た時に耳の穴、肩の出っ張り、足の付け根、膝の外側、くるぶしが一直線に近づいていました。
良い姿勢でいることで背骨が正しい曲線になり骨に乗っている状態になるため腰痛の改善になります。
トレーニング前や後にリラックスできる空間をご用意しております。
濱村