こちらのお客様はお歌を歌われており声をしっかり出せるようにしたい、身体を引き締めたいという目的で来店されています。
では、発声練習をすればしっかりと声が出るのか?
もちろん、それも大切だと思いますがより声をしっかり出すには姿勢と呼吸が大切になります。
そのため、トレーニングにより良い姿勢作りを行いしっかり声を出せるようにしていきます。
まず、初めにバンザイ、前屈、足踏みの動作や骨の状態をみて現状の姿勢を把握しストレッチ、トレーニング
を開始。最初にストレッチを2種類、その次にトレーニングをしました。
バンザイでは腕の上がり具合、足踏みでは足のあげ方により固まっている筋肉を判断し、前屈では背骨の曲がり具合
などの状態を確認。
1.肩甲骨のストレッチ
2.胸、肩、お腹、のストレッチ
肩甲骨(背中側の方の高さにある骨)が姿勢に大きく関係し、多くの方は肩甲骨が通常の位置から
上に上がっていたり外側に開いていたり、そうなることで姿勢が悪くなる原因になります。そのため
ストレッチによって通常の位置に戻すのです。もう一つは身体の前面の筋肉に対してストレッチをし
ます。それは、身体前面の筋肉が固まってくると身体を筋肉が引っ張り背中が丸くなります。そのた
め、身体の前面のストレッチを行います。
1.胸のトレーニング 2.背中や肩甲骨のトレーニング 3.骨盤のトレーニング
加圧トレーニング
4.二の腕のトレーニング 5.二の腕のトレーニング 6.ふくらはぎのトレーニング 7.下半身のトレーニング
これらのトレーニングは姿勢の改善が主な目的で選択されており、良い姿勢とは人を横から見た時に
耳の穴、肩からぼこっと出ている骨、足の付け根、膝の外側、くるぶし、が一直線になっているとよい姿勢です。
この姿勢でいる場合、かかとに体重が乘ります。ですが、かかとに体重を乗せることを普段からできていないと改善
しにくいためトレーニンングでかかとに体重を乗せる意識を身に着けていくことで普段からできるようになります。
もう一つ良い姿勢に関係するのが骨盤です。背骨などに注目されますが実は姿勢に大きく関わり、日本人の方は
骨盤が後傾している傾向があり、それにより姿勢が悪くなりやすいのです。
姿勢は疲労や身体の痛みの原因になることがありトレーニング、ストレッチにより改善することができます。
トレーニングは筋肉をつけることだけが目的ではありません。先ほど書いたように姿勢の改善、身体の使い方
を身に着けることも出来ますしそれらにより疲れにくい身体や日常生活の向上を図ることができます。
お客様で身体の悩みが解消され新たな挑戦(スポーツ、趣味など)をされている方がいらっしゃいます。身体が変われば
今まで諦めていたことにも挑戦できるようになるかもしれません!
ご一緒にお身体のお悩みを改善していきましょう!!